【コラム】2位に甘んじた男、マリオ・ゴメス

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21
05月
2012

チャンピオンズリーグ決勝でチェルシーがバイエルン・ミュンヘンとの激闘を制し、FAカップとの2冠を手にした。チェルシーは西ロンドンで優勝パレードを行い、かなりの盛り上がりを見せた。

その一方で、敗れたバイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ、ドイツカップ、チャンピオンズリーグ全てを2位で終えるという無冠(準三冠)のシーズンとなってしまった。これはレバークーゼンが全て準優勝に終わった2001-2002シーズン以来の記録である。これ以降レバークーゼンは万年2位やネバークーゼンと揶揄されるようになってしまった。

また、元ドイツ代表のミヒャエル・バラックは国際タイトルと縁のないことからシルバーコレクターと呼ばれている。そのバラックに続く結果を残してしまった選手がいる。

今シーズンあと一歩というところでタイトルを掴めなかったバイエルン・ミュンヘンのFWマリオ・ゴメスである。

彼のチームは前述のとおり、惜しくもすべてのタイトルを逃してしまった。しかし彼の場合それ以外にも逃したタイトルがある。それは、ブンデスリーガ得点王とチャンピオンズリーグ得点王である。マリオ・ゴメスはどちらの得点ランキングでも2位で終えたのだ。二兎追うもの一兎をも得ずとはまさにこのことなのでないだろうか。

昨シーズンブンデスリーガで得点王となったマリオ・ゴメスは今シーズンも間違いなくバイエルン・ミュンヘンの中心選手として活躍した。しかしブンデスリーガでの得点ランキングはシャルケ04のオランダ代表クラース・ヤン・フンテラールが記録した29ゴールに3ゴール届かなかった。

チャンピオンズリーグではバルセロナのリオネル・メッシが14ゴールで4シーズン連続の得点王となった。マリオ・ゴメスは12ゴールでわずかに2ゴール届かなかったのだ。

チームのタイトルだけではなく、個人のタイトルも逃してしまったマリオ・ゴメスほど、今シーズンの結果が歯がゆいと感じている選手はいないのではないだろうか。

また、彼はドイツ代表としてユーロ2012に出場する予定である。チーム状態もよくドイツ代表は優勝候補の一角だ。ユーロ2012でこそ今シーズン届かなかった頂きまで到達してほしいものだ。

 

マリオ・ゴメス公式サイト

fussballdaten.de

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  • date:2012/05/21 18:20