【インタビュー】J1の1万ゴール目を決めた男の今 4(全5回)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

23
04月
2012

前田雅文 大阪学院大学 サッカー部 コーチ

「ファンも選手も同じ立場で、どちらが上というのはなく平等」

 

なう:前田コーチが現役を引退する際のサポーターに向けてのコメントを見ました。ファンとうまくコミュニケーションを取れなかったということを話されていましたが、選手時代はファンとの距離感がうまくつかめていなかったんですか?

前田:ヴァンフォーレ甲府の時はうまくつかめましたが、ガンバ大阪やザスパ草津の時はちょっと難しかったです。ガンバ大阪の時は1年目でプロになりたてだったので距離感が難しかったです。やはりファンも選手も同じ立場で、どちらが上というのはなく平等だとは思います。こちらが心を許し過ぎたら横柄な態度を取ったり、選手を下に見るような方もいるのでそのあたりをどこまで許していいのかが難しかったです。ヴァンフォーレ甲府の時は応援してもらって仲は良いんですが、選手とファンという距離感をちゃんと保ってくれるので接しやすかったです。

 

なう:ファンからは前ちゃんと呼ばれていましたが?

前田:そのあたりは全然いいんです。やはり呼び捨てだったり、からかうようなことを聞こえるように言う人もいるので。

 

なう:野次られたりですか?

前田:そうですね。こっちは一人なのに向こうは団体なので試合以外のことを言われたりしてちょっと(距離感を)保ちにくいというのはありました。

 

なう:逆にファンからのメッセージや応援で支えられたということはありましたか?

前田:(直接)お金をもらうのはクラブからですが、そのお金の元になっているスポンサーが付くのはファンがいるからです。元を辿ればファンからもらっている。ファンがいるからということになるので、いろんなところを通って結局自分のお金になるんです。応援してくれている人がいるからというのがあるのでそこは大事です。

 

なう:そのような考え方はプロに入ってからですか?

前田:最初は気づかないものですね。選手が中心でそれを支えるスタッフがいてファンがいてスポンサーがいると思っていたんですが、それが違うということをヴァンフォーレ甲府の時に気づきました。

 

なう:ヴァンフォーレ甲府での経験が大きいんですね。

前田:そうですね。

 

 

|4|

「インタビュー」カテゴリの最新記事

こんな話題も

  • date:2012/04/23 18:03