チェルシーで孤軍奮闘するウィリアンのコンディション調整法を伝承!?コリンチャンスで活動する坂口氏

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26
02月
2016

コリンチャンスの日系トレーナー

2012年クラブW杯を制し、世界一になったコリンチャンスを覚えているだろうか?地球の裏からやってきた熱狂的なサポーター達は、あたかも横浜の街を「ここはブラジルなのか?」と錯覚させてしまうほどの衝撃だった。

トップチームにおいては資金力のある欧州が南米の優秀な選手を獲得していく一方、育成年代の段階ではまだブラジルに残っている選手もいる。例えばコリンチャンスU15はバルサやレアルをアウェースペインの地まで赴いた上でも倒してしまうほどの力を持つ。

近年で言えばチェルシーで孤軍奮闘するウィリアンや、マンCにいたジョー、パリSGのマルキーニョスなどがコリンチャンス下部組織出身の有名選手だろうか。そんな彼らの基礎を築いたコリンチャンス下部組織の中で、1人の日系人トレーナーの活躍を無視する事は出来ない。

坂口フラビオ。40歳。日系ブラジル人3世だ。

今シーズン序盤、昨季イングランド・プレミアリーグを制した王者チェルシーが、何故監督も選手も大きくは変わらない中で降格争いを演じる事になったのか?しかしその中で何故ウィリアンだけは変わらずハイパフォーマンスを保っているのか?

その理由の中に、ウィリアンがコンディション調整法を育成年代からコリンチャンスYで叩き込まれたからであるのは外せない。

コリンチャンスの日系トレーナー

坂口フラビオもまた、コリンチャンスのトレーナーとして、コンディション調整法や治療法を伝承している。本人の国籍自体はブラジルであり、日本語もカタコトな日系3世ではあるが、日本への特別な思いも強い。ブラジルW杯の時にはコリンチャンスの同僚として、筆者・平安山と共に精一杯日本を応援した。

コリンチャンスの日系トレーナー
‐日本についてどう思いますか?
坂口フラビオ:私の祖父母が日本人なので、私は日本との接点を多く持っています。沢山の日本文化も学んできました。日本はとても発展した国で、人々は組織的で助け合っています。日本人には正直者が多いとも感じますね

 

‐Jリーグで好きなクラブは?
坂口フラビオ:ジーコが昔プレーしていた事もあって、鹿島アントラーズが好きです。また、2011年に友達のマゾーラが浦和レッズでプレーしていた事もあり、両クラブを応援しています。

元日本代表監督ジーコ氏と坂口フラビオinブラジル

筆者がコリンチャンスにいた当時、フラビオが車でサンパウロの街を案内してくれた事もあったほどの日本人好きで、人間性も素晴らしい彼。是非とも将来は日本サッカー界への貢献も期待したい。それには日本サッカーからのアプローチも必要なのだと思うが、果たして・・。

坂口フラビオと平安山良太氏

 

~筆者プロフィール~
平安山 良太(へんざん りょうた)
沖縄出身 中京大学卒
中京大学や名古屋グランパスU12などで指導者として関わった後、ブラジルやアルゼンチン、ペルーなど南米で指導者の道を志す。ブラジル1部のコリンチャンスやアヴァイFCで指導者を務め、アルゼンチン1部リーベルプレートで研修生、ペルー1部アリアンサ・リマで研修生を経験した。
東南アジア時代にカンボジアンタイガーFCの前身や、ラオス代表での研修経験もある。

公式Twitter
@HenzanRyota

公式インスタグラム
https://www.instagram.com/ryotahenzan/

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