【特集インタビュー】FC TIAMO堀口代表兼監督「3年計画でJFL昇格を目指す」

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26
11月
2015

FC TIAMO 堀口龍佑代表兼監督
写真:FC TIAMO 堀口龍佑代表兼監督)

大阪にはガンバ大阪とセレッソ大阪のJクラブと、Jリーグを目指しJFLに所属するFC大阪があるが、もう1チーム関西サッカーリーグに所属しJリーグを目指すクラブFC TIAMOというクラブがあることはご存知だろうか。今春までは元C大阪の新井場徹氏が代表を務めていたチームで、今は昨年までC大阪でコーチを務めていた、堀口龍佑氏が代表兼監督を務めている。今回スペインや日本でプレーした経験、Jリーグクラブのコーチを務めたこと、FC TIAMOの今後のクラブ像について堀口氏に話を聞いた。

−スペインではどれぐらいの期間プレーした?
学生ビザでスペインに渡り、プレーできる環境を探しました。でも外国籍選手ということもありシーズン途中で加入するのは難しく、RSDアルカラでは練習生扱いで3ヶ月を過ごしました。その後、町クラブのADナジャに加入し約半年間プレーしました。

 

−スペインでのプレー経験で培ったものは?
感覚ですね。ピッチ上の闘いは日本とは環境が全然違いましたね。ボールを奪う、奪われるところが特に違っていました。むこうではその部分へのこだわりがとても強かったです。極端に言うと『足を蹴ってでもボールを奪え』ぐらいのイメージですね。球際の違いとよく言われるが、そんな簡単なモノではなく行ってみないとなかなかわからないと思います。

 

−指導者を目指そうと志したのはいつ頃?
スペインから帰る間際ぐらいですね。スペインでいろんなポストにつかせていただいて、いろんなチームの指導法などを見に行かせていただきました。

 

−日本とスペインの指導法の違いとは?
よく言われていますが、スペインでは指導する時、褒めることを基本としています。日本では試合中に「なんやそのプレーは」みたいな言葉が監督の口から飛び出すこともありますが、むこうではあまりみられないですね。

 

−日本では小さな頃から個々を伸ばす前に戦術を教えるチーム、南米では戦術よりまず個々を伸ばすチームが多いですが、スペインの環境は?
それぞれを切り離して考えているということはないですね。個々のスキルアップもしっかり力を入れていますし、小学校の低学年から戦術について教えていましたね。個のスキルもあって、戦術も理解していく。その両方があって初めてサッカーっていう感じでした。

 

−日本に帰ってきて、筑波大学の大学院に進んだ?
日本に帰ってきて筑波大学の大学院に進みました。サッカーコーチング論研究室という所があり、正直、勉強はそこまでしないですが、筑波大蹴球部のコーチを務めたり、JFA関連の仕事を手伝ったりしていました。大学院に進んで1年目は蹴球部のコーチを務めていましたが、周りの勧めもあり、2年目にジョイフル本田つくばFCでまた選手としてプレーすることになりました。その後大学院を卒業するとともに、また指導者の道を進んでいます。

 

−セレッソ大阪和歌山U-15のアシスタントコーチを務め、トップチームのアシスタントコーチも務められましたが、そこで感じたものは?
やっぱり育成年代でやっていることが一番大事だということを再確認できました。トップの選手を見たときに、確かに身体能力で長けている部分は多いし、能力も高いですが、色々とできないことも多いと思いました。それ以外にもトップチームで生きていくためにはボール扱いの技術は絶対条件として必要だというのは感じましたね。下手な選手は戦術はまれば良いですが、はまらなければ厳しい。でも、うまい選手は戦術にはまらなくても生きていける可能性がある。

 

−今年からFC TIAMOの監督に就任されましたが、きっかけは?
まずはセレッソ大阪で立場は違いますが、一緒に戦った新井場さんですね。本人と色々話をしている中でなんとなく「手伝ってくれ」みたいなことを言われました。今は監督兼代表という形でチームを率いています。不安とかは特に感じてなく、楽しんでいる部分が大きいですね。

 

−1年間チームを見て感じたことは?
今年1年チームを見て、組織としてまだ上でやっていけるチームではないなと感じています。まだまだ0に等しいチームで、たまたまチームに良い選手が来て、上にあがってしまった。新井場徹というバックボーンだけでこれまではやってきたチームです。それがチームとしてしっかりしているのかと聞かれるとそうじゃないと思います。組織としてはまだまだ土台ができていなくて、関西リーグを闘う力はないと思います。あくまで組織力という点ですが。練習も満足にできているわけでもなく、いつも10人ぐらい。サッカーの練習場ではなく、フットサルコートを使っての練習で、そういったところもまだまだです。逆に、これで関西1部に上がれたのは本当に凄いなと思います。

 

−来季以降の施作などはある?
もちろんあります。3年というスパンで考えていて、2018年にJFL昇格を目指しています。それができなかったら自分には向いていないのかなと、それぐらいの気持ちでやっています。関西1部に昇格するのは可能だが、それ以上のリーグは本当に本気になれないと上がれないと思います。JFLに昇格することを前提に組織、チームを作っていかないと意味がないと考えています。

 

−ガンバ大阪(J1)、セレッソ大阪(J2)、FC大阪(JFL)に続いて、4つ目のクラブという位置付けになっていくと思いますが、ホームタウンはどこになる?
枚方市、寝屋川市、交野市この京阪沿線をホームタウンにしていきたいと考えています。市政との関わりも今後少しずつでも強くしていかなければいけないと思います。

 

−目指すサッカークラブ像とは?
日本にはないサッカークラブを作らなければいけないと考えています。いろんなチームの良いところを盗んでより良い形のクラブを作っていきたいと思います。

 

−今後の目標をお願い致します。
枚方市、寝屋川市、交野市の名前が出ましたが、まだまだ認知度が低いクラブです。まずは街の方々に知ってもらえるチームになれるように頑張ります。将来的には地元の方々がスタジアムに足を運んでくれる、地域のチームなれればと思います。

FC TIAMO 公式サイト

(取材・文:澤田悠樹)

 

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