【特集】府県リーグからドイツで掴んだプロ契約 濱中優俊の欧州挑戦

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24
12月
2015

濱中優俊選手から提供

現在ドイツ4部リーグのTSV Steinbach 1921(シュタインバッハ)で活躍中の濱中優俊。彼は大学生の時、Jリーガーになることを目標に、Jクラブの練習に参加したが、その練習中に負傷してしまい、Jリーガーになること諦めた。挫折を味わい、サッカーへの熱を失っていた濱中だったが、府県リーグからサッカー人生をリスタートさせて、現在はドイツの4部でプロ選手として活躍している。彼のこれまでの経験や今後の目標について話を聞いた。


なぜ府県リーグからのリスタートを選んだのか?
濱中:ケガなどの影響もあってJリーグのクラブに進めなくて、もう本気でサッカーをする気持ちはあまりありませんでした。そんな時にFC大阪の高橋健史ディレクターから御連絡をいただき、熱心に誘っていただいて、気持ちが揺らぎ始めました。最初は「府県リーグのレベルはどれぐらい?フィジカルトレーニングとかきつくない?
 」などと甘いことばかり考えていました。高橋さんからは「フィジカルトレーニングとか全然ないよ」と話を聞き、それならと思いFC大阪でお世話になることを決めたのですが、入ってみたらけっこうフィジカルの追い込みとかきつかったです。(笑)


-ドイツへ行くきっかけは?

濱中:高校の時の遠征で初めてドイツに行って、いつかはここでプレーしたいと思ったのが、ドイツに興味を持ち始めたきっかけですね。でもそんなチャンスは全然巡ってこなくて、大学サッカーに進み、そして府県リーグ、関西サッカーリーグとプレーしました。FC大阪でプレーしていたら、偶然視察に来ていたエージェントの目に留まり、ついにドイツでプレーするチャンスが巡ってきました。


-ドイツに行って感じたことは?

濱中:サッカーに対する環境が全然違いますね。日本でも地域密着型クラブはありますが、密着度が違いますね。日本ではトレーニング場とスタジアムの場所がかなり離れていることもあるじゃないですか。ドイツではすぐ側にあるのが当たり前で、4部のクラブでも自前のスタジアムを保有していますね。だから練習の日に使うロッカールームと試合の日に使用するロッカールームは一緒なんです。だからみんなセカンドバッグだけで練習に行くことが多々あります。
 あとは4部リーグでも1万人ぐらい入るカードもあります。


-プレー面で感じたことはありますか?

濱中:まずヨーロッパのリーグで身長が180センチ以上あるのは普通のことで、その中で背の低い自分が生き残るためにしなければいけないことを探しました。周りの選手たちからよく「日本人はボールを扱うのは上手いけど、サッカーはまだまだ」と言われますが、ドイツに行ってプレーしてそれを肌で感じました。


-ドイツに行ってよかったと思うことは?

濱中:やっぱりメンタルは強くなりましたね。以前はFC大阪に誘われた時は「府県リーグのレベルはどれぐらい?フィジカルトレーニングとかきつくない? 」と甘いことばっかり言っていましたが、今ではJ2でもやっていく自信があります。 あとはドイツで自分の武器でもある、アジリティの部分に磨きがかかったと思います。


-ドイツでの生活は?

濱中:日本ではプロになれませんでしたが、ドイツではプロ契約を手にすることができて、給料の他に住居の面倒も見てもらって、さらには車も支給されています。だから苦しい思いはしていませんし、サッカーに集中できる環境を作ってもらっています。クラブには感謝しております。


-今後の目標は?

濱中:いずれ日本に帰ってプレーしたいと考えています。年齢的にもそろそろかなとは考えています。 

 

(取材・文:澤田悠樹)

 

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