出戻りの宇佐美貴史がガンバにもたらすもの

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25
06月
2013

ドイツ挑戦は無謀だったのか。FWレアンドロとMF家長がチームを去る今、ガンバ大阪への復帰が発表されたMF宇佐美貴史へ対するサポーターの期待は非常に高い。

レアンドロは、J2リーグ第20節を終えて19試合に出場し13得点をマークしている。今シーズンのG大阪は、ここまで総得点38とレアンドロのゴールがチーム総得点の約3分の1を占めている。

そこで7月以降に重要になるのは、新加入のFWロチャとドイツ・ホッフェンハイムから復帰したMF宇佐美貴史の存在だ。宇佐美は2011年シーズン、Jリーグで14試合に出場し4得点を記録している。数字の上ではレアンドロに劣っているが、宇佐美はドイツで挫折を味わい一皮むけて帰ってきた。宇佐美は自身のブログで、「僕自身に対して抱いてた期待を大きく下回った」とドイツ挑戦を振り返っている。

G大阪ジュニアユースから、順調にステップを上がった宇佐美は大きな壁に当たることなくブンデスリーガに挑戦した。しかし、バイエルン・ミュンヘンではベンチを温める日々が続き、ベンチ外ということも1度や2度ではなかった。そしてホッフェンハイムではシーズン途中に構想外。サッカー人生初の大きな試練を迎えた宇佐美の選択は、G大阪復帰であった。J1復帰を目指すG大阪にとって、宇佐美の復帰は頼もしい存在となるだろう。しかし、レアンドロと家長が抜けたG大阪で宇佐美は、他チームのディフェンスから徹底的なマークにあうことが予想される。

点を取れない日々を過ごすことになるかもしれないが、宇佐美はさらなる進化を目指し、着々とトレーニングを重ねている。これまでの宇佐美になかった貪欲さが、今の彼の動きからは感じられるようになった。G大阪のサポーターはクラブ愛が強く、勝てないチームにはブーイング浴びせ、点を取れない選手には野次を飛ばす。このような光景をよく見るが、それもG大阪という強豪クラブの復活を願ってのことだと感じる。宇佐美は必ずG大阪に光をもたらしてくれるに違いない。時にはサポーターも選手に対して我慢が必要になるだろう。

宇佐美は復帰した今シーズン、背番号「39」を背負った。真意はわからないが、チームサポーターへの気持ちを番号に込めているのかもしれない。チームに合流した宇佐美は、サポーターへ積極的にファンサービスを行っている。G大阪にとって宇佐美の復帰は、ピッチの内外でプラスに働くだろう。

宇佐美が復帰したG大阪はJ2リーグでの独走、一年でのJ1復帰。さらにはJ1で上位に食い込む力を取り戻すことができるのか。今後の戦いに注目したい。

宇佐美貴史オフィシャルサイト

 

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  • date:2013/06/25 17:41