「今年は勝負の年」確かな手応えを掴んだ仲田歩夢

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

02
04月
2014

INAC神戸MF仲田歩夢
写真:試合前にウォーミングアップを行うMF仲田歩夢)

なでしこリーグ開幕戦で浦和レッズレディースに2-3で敗れ、4年振りの黒星発進となったINAC神戸。今季はMF川澄奈穂美ら多くの主力が海外へ移籍し、若手選手にとってチャンスの年になると、開幕前から前田浩二監督が話していた。開幕戦では昨シーズン、あまり出場機会に恵まれていなかったMF仲田歩夢が途中出場ながらもしっかりと結果を残し、敗れはしたものの、今後に期待が持てるものもあった。

後半31分、MF田中陽子に代わってピッチに立った仲田は、積極的に相手の裏を狙う動きを見せ、ドリブルで相手を抜き去るなど、随所に光るプレーを見せていた。仲田は1点ビハインドで迎えた後半43分、FW高瀬愛実の左からの折り返しにダイレクトで合わせ、相手のゴールネットを揺らした。その後、チームは失点してしまい殊勲のゴールにはならなかったが、仲田は確かな手応えを掴んでいた。

得点シーンを振り返り「ゴールキーパーの位置はちらっと見ていました。ここに来たら打つと決めていたところに、イメージ通りのボールが来たので、周りの選手のおかげです。開幕戦で点を取れたのは非常に大きいです。自信につながりました」と語った。

仲田自身も今季はチャンスの年と捉えており、シーズンオフにはしっかりと休養をとったあと、他の若手選手と一緒に早めに神戸に入り自主トレを積んだ。INACに来るまでは左サイドを主戦場に置いていたが、今は複数のポジションをこなせる選手に成長している。また監督から求められることへの理解も、昨年以上に高い。開幕戦でのゴールは偶然ではなく、しっかりとした準備と自身の成長が生んだゴールであった。

「今日は何か得点をとれる気がしていました。こういう気持ちも大事だなと思いました」仲田は試合後にこんなことも語っていた。黒星スタートではあったが、今シーズン仲田歩夢は個人的に良いスタートがきれたようだった。彼女にとって2014シーズンはターニングポイントになるかもしれない。

 

(写真・文:澤田ゆうき)

 

 

関連記事

「なでしこ」カテゴリの最新記事

こんな話題も

  • date:2014/04/02 18:00