【特集】「同世代に追いつく」もう一人のプラチナ世代、望月聖矢

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15
05月
2014

大阪学院大MF望月聖矢
写真:大阪学院大MF望月聖矢)

ガンバ大阪・プラチナ世代の選手といえば、『ガンバの至宝 FW宇佐美貴史』を思い浮かべる選手が多い。G大阪で活躍するMF大森晃太郎もこの世代の選手の一人だが、かつてユースでトップ昇格を待ち望まれた、もう一人の選手がいる。その選手こそ、現在大阪学院大で背番号7番を背負うMF望月聖矢である。広い視野を武器に、得点につながるラストパス、決定的な場面での冷静さが評価され、U-16日本代表にも招集された経験を持つ。しかし、トップ昇格の夢は叶わず、大学への進学を選択。大学4年生となった彼は、2015年のプロ入りを目指し、日々トレーニングを重ねる。

‐同世代の宇佐美選手や大森選手がJリーグで活躍する姿を見て、感じるものは?
望月聖矢(以下、望月):やっぱり悔しい気持ちはずっと持っています。でも一緒にプレーしていた選手たちが、高いレベルで試合ができているのを見て、自分も通用するのではと感じるものはあります。すごく刺激になっていますね。

 

‐G大阪ユースでの経験で、思い出となっていることは?
望月:Jユースカップで優勝した時に、自分は試合に出ることができなかったのですが、同じ世代の選手で出ている選手もいたので、悔しかったですね。
高校1年生の時に、全然試合に出ることができなかったことが、自分のターニングポイントというか、バネになったのは覚えています。

 

‐試合に出ることができなかった時に、足りないと感じた部分は?
望月:技術的には負ける気がしませんでした。その技術をどう活かすか、メンタルの部分や、フィジカルの部分を伸ばさなければいけないと感じていました。そこは今でも自分の課題ではあると思います。

 

‐この経験があって、自身のサッカー観が変わったというものはある?
望月:中学1年生の時に、8ヶ月間ブラジルに留学したことは大きな経験になりました。行く前と帰ってきたあとでは、自分でもわかるぐらい変わりました。ブラジルの選手は本当に楽しんでサッカーをしていました。遊びのサッカーでも本気で楽しんでいますし、足元の技術は、日本人にはないものを持っていました。やっぱり一番は、サッカーを楽しむということを学びました。

 

‐弟の嶺臣選手が名古屋グランパスに加入して、感じたものは?
望月:嬉しいと思う反面、悔しいというか、自分も頑張らなければいけないと思いました。やっぱり弟には負けたくないという気持ちにはなります。

 

‐今後、望月選手の目指す場所は?
望月:リーグ戦で10ゴール10アシストを目標にしています。今季はまだ全然結果を出せていませんが、次の試合から結果を残したいと気持ちを引き締めています。
やっぱりJリーグでプレーしたいという気持ちはありますし、ガンバに戻りたい気持ちもあります。

 

望月はインタビューを行った次の日の試合で、2アシストを記録し、チームの今季初勝利に大きく貢献した。「ここまで、いい結果は出せていませんが、諦めずに頑張ります」と望月はリーグでの上位進出、自身の目標を叶えるためピッチを駆け巡る。

(取材・文:澤田ゆうき)

 

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  • date:2014/05/15 18:04