台湾サッカーの未来 2018年にプロリーグ開幕へ
29日
08月
2013

(写真:関西学生選抜(大学)vsU‐21台湾代表両チーム集合写真)
U-21台湾代表は28日、大阪府堺市にあるJ-Green堺で、関西学生選抜(大学)と対戦した。試合は5-1で関西学生選抜が勝利を収めたが、台湾の選手たちはこの試合から色んなものを得たと話した。
現在台湾ではプロサッカーリーグはなく、毎年アマチュアクラブ10チーム程度が集まり、全国大会を行っている。日本のように整備された芝のグラウンドは少なく、サッカー選手にとってはあまりいい環境ではない。台湾の子どもの夢といえば、野球選手やバスケット選手で、サッカー選手になりたいという子どもは少ない。
しかし近年、日本人選手が世界で活躍する姿を台湾国内で目にする機会が増えたこともあり、サッカー選手になりたいという子供たちが増えている。台湾では現在行われている全国大会を基盤に、2018年にプロサッカーリーグを新設することを目標にしており、選手たちはプロリーグ開幕を心待ちにしている。
U-21台湾代表の主将・林建勛(リン・ジェンウィン)は「日本のような環境は台湾にはなく、国としてもっとサッカーに関心をもってもらって、台湾サッカーを発展させていきたい」と話した。
関西選抜との試合を終えて、「日本のように整備されたピッチでのサッカーは、パス、ドリブル、シュート、一つ一つのプレイをうまく行うことができなかったが、今回の遠征で感覚を掴むことができた」と選手たちは今回の遠征での収穫を語る。。U-21台湾代表を率いる陳俊明(チェン・ジュンミン)監督も「これからを担う選手たちが、日本の環境でサッカーができたことは本当に良かったと思います。日本のサッカーの成長や日本のプレイスタイルに直に触れ合うことができて、選手たちは本当に良い経験になったと思います」と、充実した遠征になったようだ。
今回の遠征で学んだことは、プレイ面だけではない。サッカーに対する熱意や礼儀、オフ・ザ・ピッチでの面でもU-21台湾代表は多くのものを得ていた。イレブンは「日本で試合や大会を行う時、最後までスムーズに進むが、台湾ではまだまだぎこちない部分が多い。そういった部分も台湾に帰国したら、台湾のみんなに伝えたい」と、遠征での収穫を母国に還元するという。
2018年にプロサッカーリーグが新設されれば、台湾サッカーは間違いなく大きく成長する。日本から多くを学ぶ台湾は、日本のライバルとなる日もそう遠くはない。
(取材:澤田ゆうき)
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