IT企業「Garena(ガリーナ)」がSリーグ史上最高額でスポンサーシップ契約

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04
02月
2016

シンガポールサッカーの探求より
シンガポールサッカーの探求

シンガポールサッカー協会(FAS)は2日、IT企業「Garena(ガリーナ)」がヤングライオンズとスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。契約金額はSリーグ史上最高となる総額400万Sドル(約3億3000万円)で、契約期間は2年間。

中国出身のフォレスト・リ氏(写真左)が2009年にシンガポールで設立したガリーナは、東南アジアや香港、台湾を中心にオンラインゲーム事業で急成長を遂げた新興企業で、東南アジア発としては初めてのSNSアプリ「BeeTalk(ビートーク)」やオンライン決済サービス「AirPay(エアペイ)」なども手がけている。東南アジア最大のITプラットフォーム企業といわれている。同社の市場価値は25億米ドル(約3000億円)と推定されてようで、今回の太っ腹契約も現地では納得されている。

昨年まで大手家電量販店「COURTS(コーツ)」と結んでいた契約と同様、今回の契約にもネーミングライツが含まれており、契約期間中のチーム名は「ガリーナ・ヤングライオンズ」となる。またユニフォームの胸には、ガリーナが運営するオンラインショッピングサイト「Shopee(ショッピー)」のロゴが入る。

週刊シンガポールサッカーダイジェスト 2月1日号

スポンサー料のうち半額は現金で支払われ、残りは国外での合宿や遠征、有力な対戦相手の招待など、チーム強化プログラムの費用にあてられることになっている。英字紙「ニューペーパー」によれば、その第1弾として今年3月頃にイランU-21代表との親善試合を組む計画があるとのこと。

予想外の大型契約を取り付けたヤングライオンズだが、肝心のチーム作りでは迷走している感じは拭えない。これまでは23歳以下の選手を中心に構成されていましたが、今季から21歳以下の選手に数名のオーバーエイジ枠を加えた構成に変更されたこともあって選手契約が難航。開幕まで2週間を切った現時点(2月3日)で選手リストは公表されていません。指揮官選びでもライオンズXII前監督のファンディ・アーマドに断られたことで暗礁に乗り上げてしまい、先日ようやくフランス出身でFCメスやチュニジア代表などでコーチを務めたパトリック・ヘッセ氏に内定したことが伝えられたばかり。

結局オーバーエイジ枠もどうやら現シンガポール代表FWカイルル・アムリ(30歳)だけで、外国人選手もメンバーに加える予定がないとあっては、各チームが補強を進めた今季のSリーグで苦戦することは必至。シンガポールのサッカーファンやメディアの間では、「今季の最下位はヤングライオンズ」というのが大方の予想となっている。

 

新興IT企業がヤングライオンズと大型スポンサー契約を締結!

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