レフウィヤがカタール国王杯初制覇 指揮官は歓喜の涙

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23
05月
2016


2016年カタール国王杯決勝が5月20日行われ、レフウィヤが2-2 PK戦4-2で、アルサッドを下し、初優勝に輝いた。カタール国王杯決勝は、日本の天皇杯決勝と同じく長いシーズンの最後に行われる試合にして、大会名の通り国家元首である国王がスタジアムにて視察することもあり、特別な意味合いを持つ。

バルセロナで一時代を築いた元スペイン代表NFシャビがアルサッドでプレーしている事実が、カタール国王杯決勝 アルサッドーレフウィヤの一戦には、カタール国内のみならず、中東、ヨーロッパ、全世界から熱視線が寄せられる大きな原動力となった。

5月中旬のカタールは、45度と灼熱地獄に見舞われる。試合会場となったアルサッド・スタジアムは、空調システムが完備されており、ピッチ上の気温は25度と、選手にとって最高の環境が整備された。

試合は、レフウィヤが、中東のメッシのニックネームを持つ韓国代表MFナム・テヒの卓越した個人技から驚異的なスピードを誇るコンゴ代表ディオコへのホットラインで、幾度となくチャンスを作る。

一方、アルサッドは、守備を余儀なくされるも、ひとたびボールを奪えば、シャビにボールを預け、攻撃は徐々に活性化されていった。

 前半は、両チームともスペクタクルなサッカーを展開しながらスコアレスのままハーフタイム。

後半、大きく試合が動く。62分、ブンジャーが先制点、67分ハッサンが追加点と、アルサッドが試合を決めたかと思いきや、レフウィヤが粘りを見せる。69分、元U-21スペイン代表DFチコ・フローレスが、CKから渾身のヘッドで1点を返すと、76分ナミテヒがGKとの1対1を冷静に左隅に決め、2-2に追いつくことに成功。

試合は、大会規定により、延長戦を行わず、PK戦へ。アルサッドは終盤の劣勢を引きづる形で、2人がPKを外した。4人全員がしっかりと決めたレフウィヤが、見事に勝利。「本当に難しい試合だったけど、敗戦を想像することはなかった。なぜならば、選手たちに全幅の信頼を寄せているから。レフウィヤは、最高のチームだということを証明した。この初優勝を、選手、スタッフ、役員、そしてサポーターに捧げたい」と指揮官ベルマディは涙を流しながら語っていたのが印象的だった

 

取材・文: 森本高史(Takashi Morimoto)

写真: Qatar Football Association

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  • date:2016/05/23 13:01