カンボジアリーグ選抜にも選出された和田雄也「ここで活躍してステップアップしたい」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

10
06月
2016

ASEAN FOOTBALL Link

高校時代は富山第一高の10番として高校選手権出場、大学を経て2014年シーズンからカンボジアリーグでプレーする和田雄也。昨季はカンボジアの強豪ボンケット・アンコールFCに移籍し、メコンカップではタイのブリーラム・ユナイテッドと対戦するなど貴重な経験を重ねている。海外でプロキャリアをスタートさせた理由、そして3シーズン目を迎えようとしているカンボジアでの戦いについて聞いた。

-大学卒業後に、カンボジアリーグのアルビレックス新潟プノンペンでプレーしています。どういった経緯があったのですか?

大学4年生の時に、アルビレックス新潟シンガポールの練習に参加させてもらったことがありました。その時にある程度評価をしてもらって、12月に日本で行われたセレクションにも参加することになりました。そこでも声をかけてもらたったんですが、シンガポールの話は最終的にダメになってしまい、プノンペンはどうか、という話をいただきました。少し迷いましたが、最終的には行くことに決めました。日本でのセレクションは東京会場と関西会場があって厳しいかなと思ったんですが、その中で声をかけてもらったので。

-そうすると、当初はシンガポールでのプレーをイメージしていたのですね。海外でプレーしようと思ったのはなぜですか?

J2以上でプレーできないなら海外でやろうと思っていました。地元が富山なのでカターレ富山などJ3でプレーしている同級生もいるんですが、いろいろと話を聞いてみると、海外でやるという選択肢もあるのかなと。待遇的にも海外のほうがいい面がありますし、環境は日本のほうが整っているとは思いますが、より厳しい環境でやるほうが自分にはあっているような気もしたので。

-実際、カンボジアに来てみて、どんな印象を持ちましたか?

1年目にプレーしたアルビレックス新潟プノンペンは最下位のチームだったので、正直、カンボジアのローカル選手のレベルが他クラブに比べてかなり劣っていました。レベルが高いと思って来たわけではないですが、練習に選手が来なかったりすることも多くて、外国人選手とカンボジア人選手3人くらいしかいないということもありました。いろんなことがありすぎて、最初はけっこう悩んだこともありました。これなら日本でやったほうがよかったんじゃないかと後悔したこともあったんですが、海外ってこんなものなのかなと。自分の経験になるならいいのかなと思ってやっていました。

-そういった状況は、シーズンを通して変わらなかったのでしょうか。

1年目はそうでした。カンボジア人選手たちのサッカーに対する気持ちが、ちょっと僕たちとギャップがありすぎました。今所属しているボンケット・アンコールFCは上位クラブで選手のレベルも高いので、サッカーに対する気持ちも全然違うんですが。1年目は、カンボジアの選手たちがどういう気持ちでサッカーをしているのかわからないような状況でした。今のチームには上を目指している選手もいますし、チームによっても全然違うということを感じています。

-1年目の2014年シーズンに所属したアルビレックス新潟プノンペンは、そのシーズン限りでチームが消滅する形になりました。その結果、ボンケット・アンコールFCへ移籍することになったのですか?

僕はクラブがなくなる前に、自主退団した形でした。正直、もう1シーズンやるのは厳しいなという思いがあったので、残るつもりはありませんでした。優勝できるチームでプレーしたいという気持ちがあったので、今のチームの練習に参加して、ダメだったら日本に帰ろうと思っていました。アルビレックスとボンケットはちょうど練習場が一緒だったのでよく練習試合などもしていて、練習参加させてもらえることになったんです。タイミングがよかったのもあって、スっと契約できることになりました。

-ボンケットのチームメイトには、多くのカンボジア代表選手がいますよね。たとえばエースのチャン・ワタナカ選手はカンボジアで最も才能ある選手のひとりだと思いますが、どんな印象ですか?

上手くてスピードがあって、若いですし、将来性はすごいものがあると思います。日本にも、あれだけ点を取れる選手はなかなかいないんじゃないかと。左足のシュートの精度は本当に高いですし、フリーキックやコーナーキックでも質の高いボールを蹴ります。

 

【続きはコチラ】J3でプレーするよりも競争が厳しいところもある

 

 

Text & Photo: 本多辰成

ASEAN FOOTBALL Link

関連記事

「海外サッカー」カテゴリの最新記事

こんな話題も

  • date:2016/06/10 15:56